映画。

ウルトラマンメビウスの映画を見に行ってきました。
ネタバレありです。


11:30頃出発して池袋へ。
12:00過ぎに会場であるシネリーブル池袋着。
当初の予定では13:00開演の回を見ようとしてたのですが、
すでに満席ということで次の14:55の回にすることにして、
あらかじめ指定席件を購入いたしました。センター通路席です。

暫くして、12:30に会場で待ち合わせしていたため、
暫くしてさと絵里さんと合流するも、開演時間が大幅に変わったおかげで
時間を持て余すことになりそうだったので、
さとさんのノートPCのメモリを買いにさくらやへ行ったり飯を食ったり。


飯食った後も時間が余っていたのでアニメイトへ。
さとさんの等身大絵里ちゃんを入れるためのポスター保存用ビニール袋を購入。
流石に等身大サイズのヤツは無かったので、
B2サイズのを繋げて作ってみると言ってました。

そんなアニメイトでの買い物も終わって会場(映画館)に戻ると
丁度良いくらいの時間になっており、
なんか入場列が凄いことになっているんですけど…
みんな指定券持っていると思うのですが、何故に並ぶ必要が…。

自分らは入場列の横にあるグッズ売り場に並んだのですが、
如何せん基本子供が商品選ぶため、時間がかかってしょうがありません。
列の長さはそれ程でもなかったけど、進み具合は文化祭のハログッズと同じくらいでしたね。

開演時間ギリギリになりようやく自分らの番となりました。
用意されているグッズもそんなに多いわけではないので、
パンフレットとゾフィー兄さんのソフビを購入。
んでさとさんがジュースを買いに行くのを待ってから入場。
映画の予告編が5分くらいあって助かりました。

席に着くと映画専用のメビナビが始まり、そこから映画上映開始。
20年前に月で行われた、4兄弟と超獣の戦いから物語が始まり、
超獣を神戸沖に封印したところで現在のストーリーへとつながってきました。


今回の映画、敵は基本的に懐かしキャラで、
ザラブ星人ガッツ星人・ナックル星人・テンペラー星人ヤプールの封印を解いて
何か悪さをしようとしておるのですが、
最初の4人の中では実力ナンバー1だと思われるテンペラーが
かませ犬かと思われるような活躍しかしなかったのがちょっとねぇ…。
かつては兄弟6人を相手に善戦したにもかかわらず、
今回は初っ端にメビウスと戦って負けよるし。

ザラブのニセメビウスは、つま先尖ってたり目つきが悪かったりで、
相変わらずのニセっぷりが嬉しかったですね。
やっぱり偽者はあれでなくっちゃね。


BGMはこれまた過去の曲、マン〜タロウのテーマソングをアレンジしたものを、
それぞれのキャラに関係するところで流したり、
兄弟全員に関係するようなところでは、6兄弟の歌のアレンジが流れたりして、
涙がチョチョ切れそうな程にくい演出をしてくれておりました。

捕らわれたメビウスを助けに行く際の、人間形態4人のやり取りの性格付けなど
末っ子エースのヤンチャでアツい感じが気持ち良いほど伝わってくるし、
エース→ジャック→セブン→マンと、弟から兄を徐々に説得していくあたりとか、
当時に比べて外見はおじさんになっていても、
中の性格を上手くそのまま引き継いで出せていたと思いますし。
4人が変身してババーン!と出てきたところなんて震えて涙が出そうでしたよ(;´д⊂)


後半になり、4兄弟とメビウスがピンチのところへゾフィー兄さんとタロウが登場!
待ちに待ってたゾフィー兄さん!!
早速瀕死の5人にエネルギーを分け与えてみんなで総攻撃開始っす。

今回はCGを駆使した空中戦が多目となっており、
ムチのようにしなる敵の攻撃を交わしつつの攻防など
スピード感は十分にあるのですが、如何せん早すぎてなんだかよくわかんねぇなぁ…と。
カメラワークの激しさで、飛んでるアクションを結構ごまかしてるような感じもありましたし。
光線とかエフェクト系は、あんまりキラキラさせると軽く見えちゃうので、
昔の光線に近い感じで地味だけど良さげな具合がよく出ていたと思います。
ただ飛行中のバトルはもう少しわかりやすくても良かったかと。

ウルトラマンは高速飛行する時は水平姿勢になる設定なのか、
敵の攻撃かわすときは頑張って飛びまわってる姿が、
ウルトラマンならではの空中戦という感じもしてそれはそれで面白かったですけどね。
ドラゴンボールのように舞空術で自由自在ってキャラでもないし。


ゾフィー兄さんが登場してからの見せ場は少なく、
みんながそれぞれの切断系得意技を放つ流れで撃ったM87光線一発くらいで、
それ以外は殆ど活躍の場がありませんでした。
同じくして登場したタロウは、ストリウム光線撃つシーンを
昔の映像さながらにエフェクトと声付きで撃っていたのに、
兄さんはいつの間にかM87光線出しててそこにカメラが寄って行っただけという…。

兄弟最強のミラクル87万度光線ですよ?
もっとこう、胸の前に両手を開いて構えて例のポーズをとってギュイーンと力を溜めてから
ブバー!!って光線を発射するシーンとかあっても良いと思うんですけど、
映画のゾフィー兄さんは肩の赤いラインも無かったりするし、
テレビシリーズも無かったからそんな適当な扱いになっちゃっているのでしょうか(;´д⊂)
ソフビですら模様はちゃんとしてるというのに酷いスなぁ…酷いスよぉ…。

結局映画でもゾフィー兄さんの人間状態の正体はわからなかったですが、
なんかやっぱりますますサコミズ隊長が怪しいんだけどなぁ。
テレビの方も中盤になって今更新キャラ出てきてゾフィーだったりしてもなんかやだし。
どうかサコミズさんがゾフィーであってくれという願いが強くなるばかりですよ。


とまぁ不満なところもあったりはしましたが、
過去のシリーズと同時代の設定でウルトラ兄弟も復活ってのは
やっぱりそれだけでワクワクしちゃって良いデスね。

中盤の懐かし星人達との戦いが長くて、
後半の大ボスとの戦いがいまひとつボリューム足りなかったので、
もっとバトルシーンをいっぱい見たかったなーって欲求がたまっちゃったりして。
むしろそれが狙いでまた見に来させようとしてるのかもしれませんが、
あまり見に行く暇も無さそうなので、なんとかDVDまで我慢したいと思います。

ラストバトルは昔の映画「ウルトラマン物語」の方が良かったかもなぁ。
前半はテレビシリーズの切り貼りで構成されてた手抜き映画でしたが、
ラスボスのグランドキングとのバトルは光線とか撃ちまくりで、
いろんな種類の光線撃ってたもんね。

今回使った技って、スペシウム光線・ワイドショット・メタリウム光線をメインに使ってて、
後半の見せ場だけ、八つ裂き光輪・アイススラッガー・ウルトラブレスレット・ウルトラギロチン使って、
後はM87光線とストリウム光線だけだったもんなー。
ワイドショットなんてエネルギーの消費が激しいから、
ここぞという時しか使わないはずなのに今回ずっと撃ってたし。
もーちっと使う技にバリエーションを持たせて欲しかったです。

ゾフィーの模様とか光線の種類とか、そこらへんをもうちょっと意識して
メビウスが終わった後にでも是非2作目をお願いしたいですね。
今度はマンの顔もCタイプでね…。
今回のは懐かしさを重視してAタイプに似せたらしいけど、
流石にあの顔じゃアップに耐えられ無いっすよ。Kと同じですよ…。


思ったよりも子供が静かだった映画も終了。
子供よりもその親の方がいちいち解説してて五月蝿かったですがね(笑)。
エンドロールでは過去のテレビシリーズの映像なども流したりで、
ニクイ演出に懐かしさ満載でした。
タロウの声がウルトラマン物語の時と同じ声優ってのもポイント高かったです。
(ジャッキーの吹き替えの人です)

劇場を出て、ロビーに飾ってある俳優さんのサインをケータイで撮影したり、
パンフの裏面に記念スタンプを押して会場を後にしました。
次の上映を見る人の列がまた凄いことになっておったデスよ。
あれは静岡の松浦紺よりも凄いんじゃないかと、さとさんと話しておりました(´∀`)
ウルトラ兄弟の復活は、おとーさん世代にも多大な影響を及ぼしているようですね。


それっからスケバン刑事の前売り券を買いに新宿に行くも売り切れで買えず、
仕方なく駅で解散して帰りまんた。
文化祭〜貪欲会〜ウルトラマンと、イベント盛りだくさんの3連休でしたねぇ。
折角の休みなのに、疲れなど全然とれませんでしたけど、
色々楽しかったから有意義な休みを送れたと思います(´ー`)
やー…疲れたぉ。