満行。

7:40起き、準備して9:00に出発。
20年続いてきたまっさんの行の最後となる21年目の夏。
例年の8/6と違い、満行となる今回は8/9に広島からとなります。


1年前から決まっていた予定なので、
よっぽどの事でもない限り休み貰っていくつもりでいまして、
まーなんとか休めたんでよかったですよ。


そんな感じで、10:13東京発ののんに乗り込み広島に向かいました。
名古屋にて実家から参戦の親と合流して、14:20頃広島着。
駅にある売店にて期間限定販売のさだ弁を買おうと思ったんですけど、
流石にこんなイベント当日は大人気過ぎて売り切れだそうで…。


さだ弁は諦め、まずは荷物を置きにホテルへと行きまして、
荷物を減らして会場へ…と行く前に、
近くのお店で昼メシを食べてから向かいました。
お好み焼き食べようと思ったのに時間的に何処の店も準備中で、
しかたなくうどん屋さんでソバを食べました(´д`)



15:00開場で17:00開演となっており、
時間も結構いい具合になってきていたのでとっとと会場に向かう事にしました。


広島駅から路面電車に乗ったのですが、
ちょっとこれ混みすぎで最悪でしたね…。
乗り心地も長崎の路面電車の方が良い具合だし。
会場の最寄駅である原爆ドーム前までは150円でいけるのですが、
あれなら別にタクシーでもよかった、というかタクシーの方がよかったかな…。



最寄り駅に着いたところで、会場である広島市民球場に行く前に、
ちょっくら原爆ドームを見学。
写真でも撮ろうと思ってデジカメの電源入れたけど、
液晶ディスプレイにもファインダーにも何も映らないし(´д`)
どうやら暫く使っていなかった間に壊れてしまったようで、
せっかく重たい思いまでしてカメラ持ってったのに使い物にならないという悲しさ(;´д⊂)
まー親もデジカメ持ってきてたんでそっちで写真とか撮りましたけど。


ガッカリしつつ会場へ向かい、
場外に飾ってあるパネルをバックに写真を撮ったりして中へ入りました。


今日の座席は1階1塁側117ブロック17列75〜77番。
ようするに1塁側内野席の17列目です。


もうなんというかメチャクチャ暑くて…。
3塁側の方は既に日陰になってる部分もあるのですが、
1塁側は西日をもろにくらう為、日が落ちるまでずっとヒナタいう具合で
何もしないでも汗ダラダラでございます。


日焼け止めクリーム塗ったりタオルを羽織ったりしているうちに
開演時間となりほぼ定時に開演。
ちなみにステージはマウンドのあたりに円形に一段高くセッティングされており、
その下の周りにバンドメンバーがいて、さらにその周囲にPAや機材など。
おかげでメンバーはサッパリ見えやしません(´д`)


1塁側と3塁側からステージに向かって通路が出来ており、
アーティストはそこを通ってステージに向かうようになってました。



んでまずはウグイス嬢によるスターティングメンバーの発表から。
今日は野球形式で事を進めていくようです。


1番・アコギ・石川さん
2番・ドラムス・島村さん
3番・ベース・岡沢さん
4番・マリンバ・宅間さん
5番・エレキ・松原さん
6番・キーボード・倉田さん
先発・まっさん


というおなじみのメンバー。
そして演奏開始、とりあえずセットリストをズラリとどうぞ(mixiコミュより転載)。


オープニング:さだまさし
1.長崎小夜曲
MC
2.がんばらんば
MC



1回:佐田玲子


3.電車の中で
MC
4.どうせ捨てるものならば


MC



2回:チキンガーリックステーキ


5.Yes-No(オフコースのカバー)
MC
6.氷の世界(井上陽水のカバー)
MC
7.LET'S GO TO THE LIVE!


MC(まっさん)



3回:September


8.花明かり
MC
9.蒼い羽
MC
10.A moment to remember


MC(まっさん)



4回:コロッケ


11.かあさんのうた(松山千春のものまね)
12.チューリップ(田原俊彦のものまね)
13.ずいずいずっころばし(和田アキ子のものまね)
14.だんご3兄弟(堀内孝雄のものまね)
15.おさるのかごや(北島三郎のものまね)
16.契り(五木ロボットひろし)
MC
17.千の風になって(まじめに秋川雅史のものまね)


MC(まっさん)



5回:山崎まさよし


18.アンジェラ
MC
19.妖精といた夏
20.One more time, One more chance
MC
21.晴男


MC(まっさん)



6回:BEGIN


22.恋しくて
MC.紹介
23.島人ぬ宝
MC
24.かりゆしの夜
MC
25.涙そうそう (w/さだまさしバイオリン)


MC(まっさん)
ウェーブ発生



7回:根本要スターダスト・レビュー


26.木蘭の涙
MC
27.ブラックペッパーのたっぷりきいたわたしのつくったオニオンスライス


MC(まっさん)
ジェット風船飛ばし



8回:加山雄三


28.星の旅人
MC
29.蒼い星くず〜夜空を仰いで〜夜空の星
MC
30.旅人よ (w/さだまさしバイオリン)
MC
31.海 その愛


MC(まっさん)



9回:さだまさし


32.きみのふるさと
MC
33.関白宣言
MC
34.戦友会
MC
35.道化師のソネット
MC
36.修二会
MC
37.広島の空
38.長崎の空
MC
39.祈り


アンコール
40.天然色の化石
41.51
42.落日


アンコール2
43.遥かなるクリスマス



と、こんな感じでした。
野球形式なので、1回の攻撃は玲子さんとか、
そんな具合でゲストごとに回が変わっていく仕様であります。



オープニングのまっさんでは、例によって長崎小夜曲からはじまり、
つっても長崎という部分を広島にして歌え変えたりしてましたが、
1番の途中あたりから、まっさんとバンドの曲が1小節くらいズレちゃってて
まっさんのフレーズがはえぇな〜なんて思ってたら、
流石長年組んできたバンドメンバー、1番の終わりでキッチリまっさんにあわせてました。


曲終わりMCでまっさんの言った、20年分のアンコールという言葉。
なんか良かったなこれ。
なるほど、これまでの「長崎から」というライブがまとめて一つのセットリストだったわけだ。
それが21年目にしてようやく終わるという、まさに行のようなライブすなぁ。


そして、夜中にやってるアレで告知したとおり、
あの看板はなんだ!という看板へのネタ振りをし、
2曲目のがんばらんば。
なんかいつもより踊ってるキッズが多い気がします(*´∀`*)


唄い終わるとアンコールを促すような拍手がおこりましたが、
「やれるか!」ということで去年の長崎からであったような、
がんばらんばのアンコールはありませんでした(´ー`)


んでゲストコーナーとなりまして、
玲子さんチキガリくらいはいつものメンバーですが、
3回のseptemberという女性3人組。
まったくもって知らない人達なのだが歌はやたら上手かったです。
後で調べてみたら韓国ドラマの主題歌歌ってたりしたみたいで。
ちょっとCD買ってみようかな〜なんて思ってみたり。


4回のコロッケは、これまで長崎からにやってきたゲストの中で、
楽屋視聴率(裏でスタッフ達がモニタで見ている視聴率)が一番高かったそうで、
流石にそう言われるだけあって、一流芸人の芸を見せてくれました。
まさか2年続けてコロッケを見るとは思わなかったですぜ(´ー`)



5回にはサプライズゲストっつーことで、
事前告知も何にもない状態でやってきた山崎まさよし
流石に若い女性達からの声援は大きかったですね。
秒速5センチメートルで聴いたあの曲をやるかもしれないと思ったらほんとにやったし。
それだけで一つネタが出来ましたよ。


6回にはこちらも割とお馴染みのBEGIN。
7回前のMC中にスタンドでウェーブが発生したので
流れにあわせて立ち上がったりしまして、
7回では二人目のサプライズゲストってことで、スターダストレビューの根本さん。
あんまり知らないのでなんとも…。



んで、8回の加山さん紹介にあわせて、
あらかじめまっさんのネタ振りがあったため
ライブの最中に用意したジェット風船がスタンド中からピュ〜っと放たれました。
これ自分らも買ってきて膨らませたんですけど、
上手く形を整えながら膨らませないとなんつーかとても卑猥な形になりまして…。
自分はなんとか良い感じに膨らませましたが、
周り見るとそりゃもうモザイクをかけたくなる様なものもチラホラと。
まー飛ばしてしまえばどうということはなかったですがね。



そして、最終回の最終回の最終回ということでまっさんの番となり、
もう雨降らないだろうからテントはずしちゃおうってことで、
ステージ周りにあったPAなどのテントを取っ払ってくれたので、
多少は見やすくなりましたが、それでもバンドメンバーはあんまり良く見えないので
関白宣言の宅間さん早弾きが全然見えず(;´д⊂)


歌は続きまして、修二会の終わりでステージ周りに特効の花火が炸裂すると、
煙が充満してまっさんが何にも見えなくなるし(;´∀`)


ライブも終盤となり、伊藤一長市長のお話から、
「広島の空」、「長崎の空」、ゲスト集合しつつの「祈り」と
長崎からと同じように進行して終了。



アンコールでは球場の照明が全部消えて、
それまで照明に照らされて明るく輝いていた天然芝が一瞬で闇となり、
ステージのみをスポットライトで照らしたその空間の美しい事。


ギター一本で唄い始めたのは「天然色の化石」。
あの静まり返った雰囲気をより一層張り詰めた空気にする化石は見事だわ。
最後は、全員で「あなたが永遠に幸せでありますように」と合唱してました。


さらに、新曲らしき「51」という曲を歌い、
曲終わりのギターがアレのイントロっぽいな〜なんて思ってたら、
そのままの流れできた「落日」。
これ流れたらもう涙が流れておりました。


最後に相応し過ぎる曲をやられて、
「幸せになろう いつかかならず、約束をしよう 幸せになろう」
と終わりの繰り返しフレーズを会場全員で唄っていると、
最後に「約束したよ。」とまっさんの一言。


まさかそのタイミングでそんなこと言われるとは思ってなかったので、
不意をつかれた言葉に再びこみ上げてくるものがありました。



最後を締めくくる落日に浸りながら、まっさんが退場していくのを見ていたら、
途中でスタッフに戻されるまっさん。
どうやらアンコール2をやってくれるっぽいのですが、
流石にこの流れ以上のものはもう無いだろう…と待っていたら、
最後の最後に持ってきたのは季節はずれの「遥かなるクリスマス」でした。
この曲はここ近年のラストを締めくくる定番となっておりますね。


このクリスマスで本当に終了。
まっさんの行も無事終わりを迎えました。



最後の方はもうひたすらメッセージソングという感じで、
時間の関係上まっさんのMCも短かったのですが、
その代わりにあすこら辺の歌でこれまで言ってきたことを伝えようとしたんでしょうね。


今回は座席指定だったので、稲佐山でやってきたような
開場を待つまでの待ち時間や開演までの待ち時間など、
暑い中を乗り越えるための試練が無かったので、
終わった後の充実感らしきものは「長崎から」のそれに比べたら少なかったですけど、
これまでのアンコール、ということでおまけのライブと考えるならば、
十分堪能出来たアンコール公演だったと思います。
あまり後を引くこともなくスッキリと終われたしね。
これで名残惜しむようなライブやってたら、また来年も…とかって事になってたかもしれないし。
そういう点では良いアンコールでした。



21:30頃終わり、人が空くまで席のあたりで余韻に浸ってから会場をあとにしました。
お好み焼き屋を探して晩御飯。
生飲んだらもー一気に眠くなっちゃって、
ホテルに戻って風呂入ったりしてからグッスリと眠りに付きました。
ここんとこ遠征とか全然してなかったから、ホテルで寝るなんてのも久しぶりでしたよ(´ー`)


本当にまっさんお疲れ様でした。